蹄(ひづめ)は馬や牛などの爪の一種である。 家畜の場合、数週間おきに蹄を削って形を整え削蹄(さくてい)する。 そうしないと歩くことも不自由になり、爪の病気になることもあるからだ。 18 апр. 2017 г.
牛 削蹄しないとどうなる?
牛の蹄が伸びたままだと歩きにくくストレスの元となり、怪我や病気になりやすいのです。 ひいては乳量や乳質、繁殖にも影響が出るため、削蹄が必要というわけです。
馬の足 削る なぜ?
使役される馬に蹄鉄は必須 しかし家畜化され、人を乗せて走ったり荷駄を背負ったり馬車をひくようになると、蹄の伸びる早さよりも削れる量が多くなります。 馬の蹄が削れるのを防ぐために用いられるのが蹄鉄です。
馬の足ってどうなってる?
馬の蹄は前方より蹄尖(ていせん)、蹄側(ていそく)、蹄踵(ていしょう)に分けられます。 このうち蹄尖と蹄側は蹄壁(ていへき)が厚く、蹄の内部も蹄骨が葉状層によって蹄壁と強く結合しているため硬い構造になっています。 対して、蹄踵は蹄壁が薄く内部は蹄軟骨や跖枕(せきちん)といった軟らかい組織からできています。
蹄鉄 なんのため?
馬は草原に暮らしている草食動物です。 食事は目の前にある草を食べればよいので、ものを掴んだりする機能は必要ありません。 足の目的はもっぱら天敵である肉食動物から逃げるために「速く走る」こと。 そうした生存戦略をとって進化してきたのがヒヅメなんですね。