カイコは、ミツバチなどと並び、愛玩用以外の目的で飼育される世界的にも重要な昆虫であり、主目的は天然繊維の絹の採取にある。 日本でも『古事記』にも記述があるほどの長い養蚕の歴史を持つ。
蚕が大きくなったら何になるの?
昆虫の名前で、漢字で書くと「蚕」。 幼虫から成長すると蛾(が)になるんだ。 カイコは、幼虫から蛹(さなぎ)になるときに糸を吐き出して繭(まゆ)を作るんだけれど、この繭が絹(きぬ)と呼ばれるとてもきれいな繊維で、日本でも昔から衣類の材料などに使われてきたんだ。
蚕の成虫は何ですか?
カイコの成虫はふわふわと柔らかい白い毛並みの麟粉に覆われていて、手に乗せて観察しても逃げたり、噛んだりしません。 桑の葉で育てると鮮やかな黄色(黄緑色)の繭を作ります。 人工飼料での飼育の場合は色が淡い黄色になります。 品種改良された蚕は繭を厚く作るため、成虫が繭から出てくるのが大変です。
生糸は何に使われる?
絹織物の原糸として使用するのがもっとも多いのは当然であるが、そのほかに絹靴下などの編物や、組紐(くみひも)などの組物、琴糸や三味線糸などにも使われている。
蚕 成虫 どうなる?
繁殖用のカイコは繭の中でさなぎになり、2週間ほどで羽化。 まもなく交尾し、500個ほどの卵を産みます。 成虫は食べたりせず、ほとんど移動することもなく、1週間ほどで短い一生を終えるのです。
