湿疹や虫刺されなどを掻きこわした部位に細菌が感染し、そこから“飛び火”するかのように周辺や離れた部位に症状が広がります。 とびひには、水ぶくれができるタイプと、厚いかさぶたができるタイプがあります。
とびひ なぜ起こる?
とびひは、虫さされや汗疹(あせも)を掻いたり、小さなケガでできた皮膚の傷に細菌が入り込み、感染することで発症します。
とびひ どのくらいで広がる?
とびひは、最初は1㍉程度の小さな水疱から始まりますが、だんだん広がり2~3日で指頭大になります。 水疱は破れやすく、破れると「びらん=ただれること」になり、そこに薄いかさぶたができます。
とびひは何感染?
感染経路等 患部をひっかいたり、かきむしったりした後で、小さな傷(湿しんや虫刺され部位等)にふれることで感染する。 集団感染を起こすこともある。 原因菌は黄色ブドウ球菌の場合が多いが、溶血性レンサ球菌の場合もある。
とびひ ってどうなるの?
皮膚にできた水ぶくれが、だんだん膿(うみ)をもつようになり、やがて破れると皮膚がめくれてただれてしまいます。 かゆみがあり、そこを掻いた手で体の他の部分を触ると、症状が体のあちこちに広がってしまいます。 とびひの多くはこのタイプで、黄色ブドウ球菌が原因です。