発症の要因は? 統合失調症の原因はまだはっきりとわかっていませんが、脳内で情報を伝える神経伝達物質のバランスがくずれることが関係しているのではないかといわれています。 また、大きなストレスがかかることなども関係あるようです。
統合失調症はどんな人がなる?
また統合失調症の人には一定の性格傾向があると言われております。 その性格とはおとなしい、素直、内気、控えめ、人と付き合うのが苦手、傷つきやすいなどの気質です。 これらはすべての人に当てはまるわけではありませんが、統合失調症の発症に影響があるのではないかと考えられています。
統合失調症 進行性の病気ですか?
しかし、20世紀後半以降に様々な研究が行われ、統合失調症が進行性の病気とは言えないこと、再発の可能性はあるが、多種多様の経過をたどり完全に回復する例も多いこと、経過が長くなるにつれて症状が安定する人が多いことなどの結論が得られています。
統合失調症 いつ発症?
統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患で、その原因は脳の機能にあると考えられています。 約100 人に1 人がかかるといわれており、決して特殊な病気ではありません。 思春期から40歳くらいまでに発病しやすい病気です。
統合失調症どうなるの?
統合失調症は、現実とのつながりの喪失(精神病)、幻覚(通常は幻聴)、妄想(誤った強い思い込み)、異常な思考や行動、感情表現の減少、意欲の低下、精神機能(認知機能)の低下、日常生活(仕事、対人関係、身の回りの管理など)の問題を特徴とする精神障害です。