では痛いのは何か、何が痛がっているのかというと、頭蓋内では動脈と静脈、頭蓋底にある硬膜、頭蓋外では頭皮、その下にある血管や筋肉です。 実は痛いのは脳自身ではなくて血管や筋肉や一部の硬膜が痛みを起こしています。 頭痛は脳自身からきているものではない、脳の周辺にある血管や筋肉からきています。
原因 不明 の 頭痛 何 科?
頭痛を解消する治療に加え、重大な病気の早期発見につながる可能性もありますので、頭痛でどの診療科を受診したらいいのかわからない場合は、頭痛外来・脳神経内科・脳神経外科の受診をおすすめしています。
なぜ頭が痛いと吐き気がするのか?
血管が拡張すると、ますます周りの三叉神経が刺激されます。 すると血管の周りに無菌性の炎症が生じて、痛みが起きると考えられています。 さらに次々と炎症が引き起こされ、炎症反応が次々に血管を広がっていきます。 この刺激が脳の脳幹といわれる部分にある嘔吐中枢にも広がるため、吐き気や嘔吐の症状が起きるとされています。
頭を触ると痛いのはなぜ?
神経痛による頭痛 頭部や顔面の皮膚の知覚を担う神経が炎症を起こすことで特徴的な痛みを呈します。 「頭や髪を触ると痛い」「時々ズキッとした痛みがある」「頭の1カ所がズキズキする」等と訴えられる方が多いです。 特に後頭部の皮膚の知覚を担う後頭神経においてよくみられます。
頭の後頭部が痛いのはなぜ?
後頭神経痛 後頭部の感覚をつかさどる神経に起きる神経痛です。 神経が筋肉に圧迫されることが原因の一つと考えられており、猫背や長時間のパソコン操作、肩こりがあると起こりやすくなる場合があります。 ビリっと電気が走るような痛みや、痛くないときもしびれのような違和感を感じることもあります。