つわり対策をしてみても効果が少なく、投薬治療(小半夏加茯苓湯・ビタミンB6など)の効果がなく、外来での500~1000mlの点滴治療でも症状が改善されない場合、入院治療が必要となります。
つわりどのくらいだとひどいのか?
こうしたつわりを、妊婦の約半数~8割が経験します。 「つわりは、早い人で妊娠の4、5週から始まりますが、16週ごろまでにほとんど自然に治ります。 出産まで続いたという人もいますが、それは大きくなった子宮が胃を圧迫するなど、別の問題。 ほかの病気も含めて考えなくてはいけません」と産婦人科医の中井章人先生。
つわりってどの程度?
続いて、“つわり”の程度がどれくらいだったか聞いてみました。 最も多かったのは、「症状はあるが、しばらく安静にしていれば落ち着く(日常生活にやや支障がある)」で41.9%、次いで「症状はあるが、普段通りの生活ができる」29.6%、「“つわり”の間中寝込むほどひどい(日常生活に支障がある)」24.3%と続きます。
つわり 嘔吐 何度も?
つわりの代表格「吐きづわり」 目安としては、一日に何度も嘔吐を繰り返し、食事もとれず、体重減少がみられる場合です。 尿検査をして、ケトン体という物質が確認されると、妊娠悪阻(にんしんおそ)と診断されます。 全身状態を確認し、必要な場合には管理入院となる場合もあります。
つわりで点滴何回?
検査により、重症悪阻(つわり)という診断がついた患者様は、週1-2回程度は保険で点滴治療ができます。