遺体を火葬にすることを「荼毘に付す」と言いますが、この「荼毘」はインドの昔の言葉で火葬を表す「ジャーピタ」に音を当てたものだとされています。 インドでは昔から火葬が一般的な埋葬法であり、仏陀もこの方法で埋葬されたことから、日本では徳の高い人の埋葬法として受け入れられたようです。
荼毘に付す ってどういう意味?
「荼毘に付す」の意味について ご葬儀・告別式の最後には出棺し、故人様のご遺体を火葬場で火葬を執り行われます。 この「火葬を執り行うこと」を「荼毘に付す」と呼びます。
なぜ土葬から火葬になったのか?
火葬が増えたきっかけは、土葬の費用が高いという点だと言われています。 また、故人の住居よりはるか遠い土地で死を迎え、帰省するまでに時間を要する場合などに火葬が用いられることもあります。 また、火葬によってできた遺灰を、故人が好きだった土地へ撒く散骨という埋葬方法が増えていることも、火葬が増加している理由の一つです。
遺体火葬 なぜ?
火葬は仏教由来の文化であり、遺体を火葬することを「荼毘(だび)に付す」とも言います。 仏教の思想では魂は肉体に宿るのではなく、死後は新しい肉体へ輪廻転生するものと考えられています。 インドでは古くから遺体を灰になるまで焼いて、灰は川に流す文化があるのはこのためです。
火葬 早い なぜ?
・妊娠七ヶ月に満たない死産のとき・感染症での死亡の場合は24時間以内でも火葬・埋葬することが可能です。 死産の場合には蘇生の可能性が低い為です。 また感染症での死亡の場合は感染症の蔓延を防止するため極力早く、火葬をしなければなりません。