外痔核とは肛門外縁に「血栓(血の塊)による腫瘤(しこり)」をつくったものです。 原因は硬い便や太い便、長時間の立ちっぱなし、座りっぱなしなどで、肛門の縁の血管が破けて血栓(血の塊)ができます。 症状は突然の肛門部の腫れ(しこり)と痛みで、2週間程度で腫れはひきます。
外痔核 どんなの?
いぼ痔(外痔核)は、排便時の負荷などによって、歯状線より下の皮膚部分の静脈叢がうっ血してできた、いぼ状のはれを指します。 肛門外側の皮膚には、知覚神経(痛みを感じる神経)が通っているため、いぼ痔(外痔核)ではほとんどの場合、痛みを感じます。
外痔核 どうすれば?
血栓性外痔核は、肛門の外側が腫れているので押し込んでも中には入りません。 そーっとして、おしりに負担をかけないことが大切です。 排便のときの注意点として、「急がない」「我慢しない」を心掛けましょう。 アルコールや刺激のある食べ物を控え、激しいスポーツをさけるなど、肛門にかかる負担を減らしましょう。
外痔核 なぜ?
血栓性外痔核の原因 血栓性外痔核は外痔静脈叢のうっ血により、急性に血栓(血まめ)が溜まって外側の痔核が腫れたものです。 強くいきんで、肛門に負担がかかった時に発症します。 他に、アルコールや運動なども誘因となります。
痔何が出てくる?
痔は、主なものとして3種類あります。 肛門に強い負担がかかることによって、肛門を閉じるクッションの役割をしている部分が腫(は)れたり、その部分を支える組織が弱くなり肛門の外に出てきます。 発生する部位により内痔核と外痔核があります。 硬い便の排泄や下痢によって肛門の皮膚が切れ、痛みや出血を起こします。