ワニも、サメのように何度も歯が生え替わる動物なのです。 ただ、サメとは構造が異なっており、人間のように生えている歯の下に次の歯が準備されていて、歯が抜け落ちると、その下に隠れていた歯が生えてくるという仕組みなのです。 さらに、一気に全部の歯が抜けることが無いように、前と後で歯のカタチが異なってもいます。 8 нояб. 2017 г.
ワニの歯は何本?
ワニの歯は一生の間に、20回以上も生え変わります。 ワニの歯は80本とされているので、生涯のうちに生える歯は2000本にもなります! 常に尖った新しい歯を備えることが、捕まえた獲物を離さず飲み込むという捕食の形態をとるワニにとっては、生きる上でとても大事なことなのです。
歯が生え変わらない動物は何?
さらに、一度も生え変わらない動物もいます。 ネズミやイルカがその仲間です。 一生同じ歯というのは、欠けたりすると大変そうですよね。
サメの歯 なぜ生え変わる?
どうしてサメの歯は何回も生えかわるの? サメやエイなどの『軟骨魚類』は、たくさんの卵から、哺乳類よりも未熟な状態で生まれてきます。 しかも、生まれたときから親に頼らずに生きていく必要があります。 だから、生まれたときから歯が生えており、成長する体に合わせて、歯も生えかわるのです。
サメの歯 何度も?
実はサメの歯は「多生歯性」といって、何度でも生え変わるんです。 だから歯並びは均一にはならずバラバラです。 ギザギザの歯がバラバラのサイズで並んでいる、それが余計にサメのあの凶暴な風貌をつくっているんですね。