注入速度に気をつけ、200mlを約1時間位の目安で注入します。 必要に応じてポンプを利用する場合もあります。 薬を注入する前には40℃くらいのお湯を注射器に取り、カテーテルに流して栄養剤が残らないようにしておきます。 薬は40℃くらいのお湯約20mlで完全に溶かし、栄養投与が終了するまでには、用意しておきましょう。
胃瘻 滴下速度 どのくらい?
胃ろうチューブと注入用バッグのラインを接続しま す。 クレンメをゆっくり緩めて滴下します。 その際には、滴下筒内での滴下速度を、指示にあっ た速さに調整します。 胃ろうを造って間もないときは、 1時間に100mlの速度で注入し、嘔吐が無く滴下がス ムースであれば、1時間に200ml程度の速度で注入し ます。
胃管 いつまで?
経管栄養により栄養状態を改善できると、褥瘡(じょくそう)の予防や、肺炎の予防にもつながります。 しかし、日本静脈経腸栄養学会編集による「静脈経腸栄養ガイドライン 第3版」によると、経管栄養を施行する期間として、経鼻経管栄養(経鼻胃管)の場合は、4週間未満を推奨しています。
胃ろう 何分?
・30分以内で注入が完了し、300~ 500mLを投与します。 ・投与速度:300~ 500mL/30分 ・胃食道逆流などの症状がなく、安定した状態の患者に対して行います。
経管栄養 何時間おき?
下痢や嘔吐がなければ、経管栄養を1時間程度、白湯を30分程度で注入します。 栄養注入に1時間半、その後胃内容物が消化されるまでに3~5時間かかるので、最低でも4時間半以上は間隔をあける必要があります。