胃もたれの原因と治し方について湘南藤沢おぬき消化器クリニックの院長が記載しております。胃もたれの原因は複数あり、急性の場合には内視鏡検査をすることがあります .
胃もたれ どのくらいで治る?
通常は、消化のよいものを食べて2~3日安静にしていればたいてい治ってしまいますが、胃への刺激が長期間続くと「慢性胃炎」に。 慢性胃炎は、いつもではないけれどなんとなく胃の調子が悪い状態。 胃もたれ、食欲不振、吐き気、げっぷ、腹部膨満感などとなって現れます。 さらにひどくなると「胃・十二指腸潰瘍」になることもあります。
胃もたれはどうしたら治りますか?
食べ過ぎなどの一時的な症状であれば、消化を助ける「消化酵素」を配合した胃腸薬がおすすめです。 一方、胃の働きの低下による慢性的な症状であれば、胃粘膜を保護したり、胃液の分泌を活発にしたりする作用のある「健胃剤」や「消化管運動調整剤」「胃粘膜保護剤」を配合した胃腸薬が効果的です。
胃もたれ いつから?
胃もたれ等のある人は、以前よりも胃の不調を感じ始めた年齢は、全体の平均で 39.0 歳でした。 40 歳前後は胃もたれ適 齢期といえるようです。
胃もたれとは どんな感じ?
「胃もたれ」とは、胃が重苦しく感じられる状態をいいます。 おなかが膨れた感じの「膨満感」を伴うことも多く、人によっては、胸がつかえたり、吐き気をもよおしたりするようです。 このような胃の「もたれ」は、主に胃の運動機能が弱くなったり、胃液の分泌量が減ったりして、食物がいつまでも消化されないために起こります。