誤嚥すると、むせる、あるいは咳き込むといった症状が出ますが、気道をまもる反射(気道防御反射)が低下している場合には、誤嚥をしてもむせないことがあり、肺炎を引き起こします。 誤嚥の検査としては、さまざまなスクリーニング検査や、内視鏡を使った嚥下機能検査(嚥下内視鏡検査)が行われます。
誤嚥した後どうなる?
誤嚥の典型的な症状としては、食事中に激しいむせと咳が生じ、呼吸困難になります。 顔面が紅潮し、時に紫色(チアノーゼ)になります。 重篤な場合、咳も出ず声も出なくなり、手で首をつかむような形になったまま意識を失うこともあります。
誤飲するとどうなる?
異物が大きいと胸部の不快感や痛みを訴えることがあります。 言葉で訴えることのできない子どもさんでは、不機嫌に泣く、母乳やミルクを飲まなくなるなどが症状の可能性があります。 胃の中に異物が進むと、症状はほとんどありません。 ただし、先端が鋭利な異物では出血、腹痛などの症状が出ることもあるため、異物の特定が重要になります。
誤嚥 何時間後?
・誤嚥から肺炎発症までの潜伏期間は26時間 (6~44時間)。 ・胃内容物の誤嚥による肺臓炎は嘔吐などのイベント から12時間という早い時間に症状出現。
誤嚥 異物 どうなる?
子どもが誤って物を飲み込んでしまい、それが気道に入ってしまうことを「誤嚥」といいます。 気道に異物が入ることで呼吸器が炎症を起こし、喘鳴や呼吸困難が症状として現れます。 ひどい場合は窒息してしまうこともあり、その際は緊急措置が必要となります。