誤嚥すると、むせる、あるいは咳き込むといった症状が出ますが、気道をまもる反射(気道防御反射)が低下している場合には、誤嚥をしてもむせないことがあり、肺炎を引き起こします。
誤嚥になるとどうなる?
誤嚥によって食べ物や唾液、胃液などと一緒に細菌が気道に入ることで肺の中で細菌が繁殖して炎症を起こし、誤嚥性肺炎が発症する。 また、食べ物などの誤嚥の他に、口の中や喉の粘膜にすみついた細菌を含んだ唾液の誤嚥や、寝ている間に胃と食道の逆流によって胃酸を含んだ胃の内容物を誤嚥して起こることもある。
誤嚥 何時間後?
・誤嚥から肺炎発症までの潜伏期間は26時間 (6~44時間)。 ・胃内容物の誤嚥による肺臓炎は嘔吐などのイベント から12時間という早い時間に症状出現。
よくむせるのはなぜ?
むせることはよくあることですが、あまりひんぱんにむせる場合、喉頭や下咽頭の腫瘍や神経系の病気が隠れていることがあります。 また、誤って気道に入ったものをうまく外に押し出すことができず、気管のほうに入っていくと、肺炎の原因になることもあります。 どんなとき、どのようにむせるかを話して、耳鼻咽喉科で検査してもらいましょう。
誤嚥したらどうしたらいい?
前屈姿勢にして、背中を下から上へさすり、「咳をしてください」と声をかけながら咳を出しやすくしましょう。 治まらないようなら、背中を軽くトントンとたたきます。 決して、背中を強くたたいてはいけません。 食事を一旦休憩し、落ち着いてきたら大きく深呼吸して、むせなければ食事を再開します。
