便の太さは、直腸と肛門の動きによって決まります。 通常、大腸内は直径3~4cmほどありますので、便もそれなりの太さになって排泄されますが、直径1cmほどの細い便が出る場合もあります。
細い便 何度も出る?
便秘や下痢を繰り返したり、細い便やコロコロした便が出たりする場合は、過敏性腸症候群の可能性が考えられます。 過敏性腸症候群とは、腫瘍や炎症性腸疾患などの病気は見られないにも関わらず、大腸の運動機能や分泌機能の異常が出て、腹痛をともなう便秘や下痢が起こる病気です。 主な原因はストレスによる自律神経の乱れです。
細いうんち 何センチ?
通常、便の太さは3~4センチほどの直径あります。 ところが、さまざまな原因によって、直径1センチほどしかない細い便が出ることがあります。
小さい便 何回も?
病院行くべき? 「少量の便が何回も出る」という排便習慣が何年も前からある場合は、体質によるものである可能性が高く、問題ないケースが多いです。 という場合は、何らかの病気が疑われます。 医療機関を受診し、異常がないか検査を受けましょう。
便はどのくらいで出る?
食べたものが消化・吸収を経て体外に排出されるまでにかかる時間は約24〜72時間。 全長9〜10メートルにも及ぶ1本の管(消化管)をゆっくりと移動して栄養分となり、残ったものが便として排出されます。