吸入ステロイド薬は喘息の慢性炎症への効果が優れていますので、それを毎日使って炎症を抑え、発作のおこりにくい状態に整えていくことが治療の柱になります。 効果が不十分な場合に、他のタイプの吸入薬や飲み薬を組み合わせていきます。 6 июн. 2019 г.
吸入ステロイドは喘息治療において重要な役割がありますか?
吸入ステロイド薬は喘息治療において中心的な役割を果たします。 気管支 の炎症を抑えて、治りにくい喘息へと気管支が形を変えていってしまう「リモデリング」を防ぐ作用があります。 副作用について、吸入ステロイドは薬剤を吸い込むことで直接肺にステロイドを届けるので、全身に与える影響は非常に少なく、効果の面で優れている安心な薬と言えるでしょう。
ステロイド薬は、喘息を治療しますか?
喘息の治療においては、ステロイド薬は、強い抗炎症作用を持っており、継続することによって、喘息の発作を起こりにくくします。 発作がでないようにコントロールする「長期管理薬」です。 喘息の治療の基本は、ステロイド薬 です。
ステロイド薬は、吸入しても咳が悪くなりますか?
ステロイド薬は、①の気道の好酸球による炎症・過敏性を改善しますが、 効果が実感できるまで1週間 程度の時間がかかります。 そのため、「吸入したら咳が良くなった」即効性を感じにくい欠点があります。 気管支拡張薬は、②の狭くなった気道を 5分以内に拡げる ことができるため、「このクスリはよく効く、続けよう!
ステロイドを含む吸入薬は、副作用を引き起こす原因になりますか?
特に、ステロイド薬を含む吸入薬においては、口の中やのどに薬剤が残ってしまうと、声がかすれる、イガイガする、又、口腔ガンジダ症(口の中に白いできもの)の副作用を引き起こす原因となることがあります。 そのため、吸入後は、必ず十分にうがいを行うようにしましょう。 4-2 指示どおりに正しい吸入方法で吸入しましょう。