健康な便・・・黄褐色のバナナ状または半練り状でにおいが少なく、するりと出るソフトなもの。 ドロ状、水様性・・・下痢です。 水様性の場合、粘液、血液、膿などが混じると細菌性赤痢や伝染性下痢、アレルギー性などが考えられます。
うんこは何性?
便の水分量が、70%未満では硬く、80%以上では軟便、90%以上では水様便になります。 赤ちゃんの便は、酸性(PH4.5~5.5)で黄色、成人は酸性(PH5.5~6.0)で黄土色です。 アルカリ性(PH7~8)では、茶色、こげ茶色で、病原菌の大腸菌やウェルシュ菌が発育しやすくなります。
下痢をほっておくとどうなるのですか?
下痢とは、便の中の水分が過剰になった状態です。 下痢が続くと脱水や栄養障害が起きたり、肛門の周りに痛みや炎症が起きたりして、心身ともに負担がかかります。 命に関わる状態になる場合もあるため、速やかに対処することが大切です。
軟便 どれくらい?
おなかのトラブルと対処法 軟便・下痢 下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。 理想的とされるバナナ状の便の水分量は70%~80%ですが、これが80%~90%になると「軟便」、水分量が90%を超えると水様便となり「下痢便」の状態になります。
便は何から?
消化管での消化・吸収の後に排泄されるうんち(便)は、健康な人ではバナナ状。 7~8割が水分です。 残りの3分の1が腸内細菌で、生きている細菌やその死骸です。 あとの残りは、消化管で吸収されなかった食べかすや古くなって腸から脱落した細胞などが含まれます。