水分を十分摂って快復を待ちましょう 下痢は腸の働きが異常になっているので、腸を安静にしてあげることが重要です。 おなかをあたため、できるだけ安静にして様子をみてください。 正常な便にもどるまでは、消化のよい食事を心がけることも大切です。 激しい下痢や、下痢が長く続くと、体内の水分・電解質・栄養分が失われます。
下痢とは何か?
下痢とは、泥状便や水様便といった液状の便を、ひんぱんに排出する状態です。 一般的には、食べたものが十分に消化されなかった場合や、食あたりをしたときなどに起こり、便の形状が変化するとともに便の回数も増えます。
下痢を止めるのはどうしたらいいですか?
水分をしっかり補給して脱水を防ぐ、消化のよい食べ物で胃腸を休める、市販の下痢止め薬を飲むなどの対処を。 なかなか症状が治まらない時や激しい下痢、血便などの場合は、ほかの病気が潜んでいる可能性も。 すぐに医師の診察を受けましょう。
嘔吐下痢の時はどうしたらいい?
具体的には、嘔吐や下痢がおさまるまでは、飲食を避けて安静にし、様子をみます。 症状がおさまってきたら少量の水分から摂取を開始します。 経口補水液(市販のOS-1など)が望ましいです。 吐き気止めや下痢止めは、ウイルスや細菌が体内から排出されるのを妨げ、逆に症状回復が遅くなる可能性があるため、基本的には使用しません。
下痢の時に食べていいものは何ですか?
激しい下痢の時は、重湯、野菜スープ、くず湯、具のない薄いみそ汁などのやわらかく刺激の少ないものを少しずつ摂りましょう。 回復してきたらおかゆ、おじや、煮込みうどん、パン、じゃがいも、にんじんなどのやわらかく煮た野菜、煮魚、白身魚、とうふ、りんご、バナナなどでならしていきます。