下痢をすると水状の便が歯状線のくぼみに入り込みやすいため、下痢を繰り返している人も肛門周囲膿ようや痔ろうになりやすいといえます。 20 июл. 2021 г.
下痢で痔になるのはなぜ?
下痢も痔の原因になります。 とくに、水のような水様便や慢性的な下痢は、肛門に圧力をかけていることになり、さらに肛門の粘膜の炎症を起こしやすくします。 そのために、痔核や裂肛、さらには痔瘻が起こりやすくなります。 下痢を防ぐためには、食べすぎや冷えに注意し、ストレスをためないようにしましょう。
なぜ痔ろうになるのか?
あな痔(痔ろう)になる主な原因は、肛門にある小さなくぼみ(肛門小窩)から細菌が入ってしまうことです。 特に、体調の悪い時や疲れて免疫力が低下した時にその細菌に感染して、うみがたまってしまいます。
痔ろうってどういう病気?
痔ろうとは、肛門の中と皮膚の間にできる「トンネル」のことをいいます。 下痢便などで肛門にあるポケット(肛門陰窩)の中に細菌(大腸菌)が入り込み、トンネルを作るのが痔ろうの原因です。 特に体力が弱っていると化膿しやすくなります。 時に、裂肛(切れ痔)から細菌が侵入して、痔ろうになることもあります(裂肛痔ろう)。
痔ろう どんなかんじ?
まず、肛門の周囲が化膿して膿がたまり、はれてズキズキと痛み、時には38~39℃の発熱を伴います(肛門周囲膿瘍)。 肛門周囲膿瘍が進みたまった膿が出ると症状は楽になりますが、膿のトンネルができているので(痔ろう)、常に膿が出たりします。 こうした痔ろうや、その前段階の肛門周囲膿瘍は、市販薬では治すことができません。