下咽頭 かいんとう は喉頭(のど仏)の後ろ側付近にあり、食道の入り口にあたります。
披裂部 どこ?
披裂部は,喉頭の後方に存在する披裂軟骨付近を指す言葉であるが, 解剖学的には披裂間ひだから小角結節を含む領域に相当する. 披裂軟骨の上方に小角軟骨があり, 披裂部にみられる隆起(小角結節)は披裂軟骨ではなく,小角軟骨により形成されている.
下咽頭癌 どこ?
下咽頭癌とは 下咽頭は喉頭の後面にあり、食道の入り口に存在する部位です。 下咽頭癌は同部位に発生した癌で、発生部位(亜部位)により梨状陥凹癌(りじょうかんおう)、輪状後部癌(りんじょうこうぶ)、咽頭後壁癌(いんとうこうへき)に分けられます。
声帯 どの辺り?
声帯は、気管の入口にあります。 喉仏を触ると突起がありますが、これを甲状軟骨と呼びます。 声帯は、声を発する大切な器官。
中咽頭はどこ?
中咽頭は、咽頭の管の中間部分で、口の上部の奥にある柔らかい部分の 軟口蓋 なんこうがい 、口の奥のほうの突き当たりの壁、 口蓋扁桃 こうがいへんとう 、舌の奥の付け根部分である 舌根 ぜっこん が含まれます。