先天異常あるいは先天奇形は、出生前の段階で生じる身体的な異常のことをいいます。 それらの異常はたいてい出生時、あるいは生後1年以内に明らかになります。 ほとんどの先天異常の原因は不明ですが、感染性要因、遺伝的要因とある種の環境要因は先天異常発生のリスクを高くします。
先天性心疾患 いつ分かる?
最近、先天性心疾患を胎児のうちに超音波検査(エコー)で発見することができるようになりました。 早ければ20週(5ヵ月)ほどで心臓が小さく見えるころから発見されます。 多くは、7~8ヵ月になり、胎児の心臓がある程度成長したところで、その大きさや構造をエコーで診断します。
胎児 脳の異常 いつわかる?
クリフムでは、将来、大脳皮質形成異常とならないかを妊娠18-20週の中期ドックで詳しい脳ドックを行なって判断していきます。 すべてがわかるわけではありませんが、クリフムではかなり多くの大脳皮質形成障害を、脳ドックと遺伝子検査により確認してきています。
ダウン症 生まれてからいつわかる?
最近では、ダウン症は、生後1カ月ほどで診断されることがほとんどです。
妊娠中 染色体異常 いつわかる?
絨毛検査は妊娠11~14週に受けることができる確定検査で、お腹に直接針を刺して胎盤の中にある絨毛細胞の組織をとってきて赤ちゃんの染色体異常の有無を調べます。