血尿を調べる検査 健診やかかりつけの病院で血尿を指摘されたら、泌尿器科医の受診をお勧めします。 泌尿器科では尿検査のほかにまず超音波検査を行います。 超音波検査は簡単に行え、また痛みもなく、がんや尿路結石の有無などさまざまな情報が得られる有用な検査です。
血尿が出たら何科を受診?
真っ赤な肉眼的血尿が出た時や、検尿で尿潜血のみが毎年指摘される場合は、結石や尿路感染、尿路腫瘍(癌)を疑って、最初に受診すべきは泌尿器科となります。
血尿が出たら何?
腎臓、尿管、膀胱、尿道という尿路の中でも、鮮やかなピンクや赤の血尿は出口に近い尿道や膀胱からの出血が疑われます。 原因疾患としては、膀胱炎、腎炎、尿管結石、そして尿路の腫瘍の可能性もあります。 悪性腫瘍の早期に現れやすい症状ですから、できるだけ早く受診してください。
泌尿器科 尿検査 何がわかる?
採血などと異なり、身体を傷つけずにさまざまな角度から健康状態を知ることができます。 たとえば、血液が尿中に混入していないか、尿蛋白や尿糖、尿中ビリルビンなどの排出を確認できます。 さらに尿を遠心分離機にかけ、沈殿物を顕微鏡で確認すると、白血球、赤血球、上皮細胞、塩基、細胞などの輩出がないか確認することができるのです。