血液検査で「骨代謝マーカー」と呼ばれる値を調べることで、骨密度が今後どのように変化していくかを予想することができ、治療の必要性や治療方針を決めるのに役立ちます。 血中のカルシウム濃度なども併せて調べます。
骨密度の検査で何がわかる?
骨密度検査は骨密度(骨塩量)を測定する検査です。 これにより骨粗鬆症や関節リウマチ、ホルモン分泌異常の診断が可能で、またそれらの経過観察及び治療効果の判定等にも利用されています。
骨密度の検査はどうする?
一般的に腰の骨(腰椎)や足のつけ根(大腿骨近位部)の骨密度を正確に計測して表わされます。 検査方法は、検査用のベッドに臥位に寝ていただき、測定部位の位置を決め、ごく微量の放射線を使用、腰椎と大腿骨をそれぞれ測定します。 各部位の測定時間はおよそ1分程度です。
骨密度の検査は何科?
骨粗鬆症になったときは、どの診療科を受診しますか。 患者さまの中には整形外科を受診される方も多いと思います。 しかし、骨粗鬆症は内分泌・代謝の異常によって生じる病気なので、実際には内科医が得意とする分野なのです。 骨が脆くなると、転んだり、階段などでつまずいただけでも骨折することがあります。
骨粗鬆症 どんな検査?
骨粗鬆症の検査方法には「画像検査による骨量(骨密度)測定」と「血液や尿による検体検査」があり、東大阪病院では超音波骨密度装置による骨密度検査を実施しています。 検査では、足のかかとの骨に超音波を通し測定します。 放射線を使用しないため被ばくの心配がなく妊娠中の方でも測定可能です。