血小板が凝集するとき,もっていた物質を放出し,この物質が凝集をさらに強固にするとともに,血漿中の凝固因子の連鎖反応をよび起こし,フィブリンによる繊維網が形成されて出血部に強力な止血のための血栓が形成される。 この過程を血液凝固という。
血液凝固の理由は?
ケガ等で血管が傷ついたときに、傷ついた血管の傍にある血小板はすぐに対応できるからです。 血管が傷ついて血管内皮細胞がはがれると、その下に存在するコラーゲン線維と血小板は結合(粘着)します。 この結合はフォン・ウィルブランド因子というタンパク質を介して、コラーゲン線維と血小板が結合することとなります。
血液凝固因子 どこから?
血液凝固因子のほとんどは肝臓で産生される。 血液凝固因子(Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ)が肝臓で合成されるには、ビタミンKが必要である。 血液凝固反応の過程にはCa2+が必要である。 血液には、凝固した血液を溶解する線溶系という機構がある。
血餅の仕組みは?
血液を容器に入れて空気にさらして室温で放置すると,上澄みと凝固部分に分れる。 この上澄みは血清で,凝固部分を血餅という。 成分は赤血球と少量の白血球およびフィブリンで,血栓とともに止血や創傷の治癒などに重要な役割を果している。 血餅は時間とともに退縮する。
血液はどのくらいで固まる?
通常、APTTでは30秒前後、PTでは11〜12秒で血液は固まります4)。 しかし、血液が固まるためのしくみのどこかがおかしかったり、脳梗塞などで血液をサラサラにする薬を飲んでいたりすると、この時間が長くなります。
