この冠動脈の内側にコレステロールがたまり血管が狭くなると、血液の流れが悪くなります。 そして、心臓に十分な酸素を供給できなくなると、胸の痛みや圧迫感が表れます。
心筋梗塞 放散痛 なぜ?
心臓はつねに全身に血液を送るという重要な働きをしますが、心筋への酸素供給が不足すると、パワーダウンしてしまい、血液を十分に送りこむことができず、それにより胸が締めつけられるような痛みがあらわれます。 このときに放散痛といって、病巣から離れた場所に痛みを感じることがあります。
心筋梗塞はどこが痛くなる?
虚血性心疾患である狭心症や心筋梗塞の症状は、一般的に、胸が締め付けられるとか、鉄板を押し当てられるような痛みと表現されます。 しかし、放散痛といって、背中や顎、左腕、胃のあたりが痛むこともあります。
心筋梗塞の痛みはどんな感じ?
心筋梗塞の症状として最も特徴的なのは、脂汗が出るほどの激しい胸の痛みです。 「痛み」というよりも、胸が締め付けられるような圧迫感、焼けつくような感じ、と表現する人もいます。 狭心症とは違って、症状が一時的(数分から15分程度)ではなく30分以上続くので、しばしば恐怖感や不安感を伴います。
心筋梗塞 どのくらいの痛み?
狭心症との大きな違いは、心筋梗塞は発症すると安静にしていても激しい胸の痛みが20分以上続くということです。 突然、左胸部や左肩・首・下あご・みぞおちに締めつけられるような痛み、あるいは胸が押しつぶされるような苦しさを訴えます。