患者さんに胸水が貯留している場合は、体位を確認しましょう。 健側肺が下になる体勢をとると、健側の血流が増加して換気の効率が上昇するため、酸素飽和度が上がります。 つまり、楽な姿勢になるということです。 25 окт. 2016 г.
たいいどれなーじ アセスメント?
体位ドレナージは、いろいろな体位をとることにより、重力を利用して水が低いところへ流れるように、少ないエネルギーで効率よく、たん喀出(かくしゅつ)をうながす方法です。 慢性気管支炎や気管支拡張症など、たんの多い患者さんのリハビリテーション上、重要な治療法の1つです。
たいいどれなー?
体位ドレナージたいいどれなーじ postural drainage 気道内分泌物(喀痰(かくたん))を喀出しやすくするための体位をとって行う分泌物の喀出法である。 普通、ベッド上に正座した体位からおじぎをするように頭を下げ、両前腕で上半身を支えながら腰を上げる。
たいいどれなーじ 時間?
体位ドレナージは1日2~6回程度、1回あたり20分程度を目安に行います。 実施の際には、ピローやバスタオルなどを利用して、体位が崩れないようにしたり、患者さんの苦痛を助長しないよう安楽に体位を維持できるように工夫しましょう。
たいいどれなーじ 角度?
治療的体位は側臥位60度以上 ところが、病棟を回っていて気づくのは、効果的な排痰を促す体位が十分にとられていないことです。 適切な体位ドレナージでは、治療的体位として少なくとも60度程度の側臥位が求められますが、実際には肩が浮く20 ~ 30度程度の側臥位にとどまっているという状況がよくみられます(写真1、2)。