さらにその症状が悪化すると、杖なしでは歩けなくなったり、間欠的跛行といわれる症状を出すなど歩行障害につながる恐れもあるので注意が必要です。 圧迫骨折による .
圧迫骨折するとどうなる?
"ドミノ倒し"のように複数の場所に拡大してしまうと、背が縮む・背中が曲がるなどの症状があらわれます。 また、背筋が伸ばせなくなるため、バランスが悪くなり転倒しやすくなります。 そして、寝たきりにつながってしまうことも多いのです。 さらに、大腿骨を骨折した方の80%に、以前に背骨の骨折があったという報告があります。
圧迫骨折 どんな症状?
脊椎圧迫骨折の主な症状は、寝返りを打ったときや、起き上がったときに感じる背中の激しい痛み。 背中のほか、腰の部分に痛みが及ぶこともあります。 また、何年も前に起きた圧迫骨折であっても、しっかりと固まっておらずに体を動かすたびに上下の骨がズレて重い痛みを感じる場合もあります。
圧迫骨折 コルセット なぜ?
圧迫骨折後のコルセットの着用 コルセットは、骨折部の安静を保つための治療用装具になります。 コルセットを装着していないと、座ったり、立ったりした時に、重力がかかり、脊椎が潰れてしまう方向にストレスがかかります。 つまり、骨折の圧壊を進めてしまいます。 それを防ぐためのコルセットです。
圧迫骨折 どこが痛む?
「みぞおち」の後方にある背骨(胸椎と腰椎の移行部)に骨折が生じやすいのですが、痛みは骨盤付近の腰部に感じます。 痛みには特徴があり、寝ている姿勢から起き上がろうとする瞬間に鋭い痛みが生じ、一旦立ち上がればあまり痛くなく、歩行もなんとか可能というもので、「体動時腰痛」といわれます。