圧迫骨折の診療科目・検査方法 なるべく早く整形外科を受診してください。 通常は、レントゲン撮影によって診断しますが、状態によっては、CT検査やMRI検査をおこなうこともあります。 7 нояб. 2019 г.
圧迫骨折とは何?
圧迫骨折とは外から骨を押しつぶすような強い力が働いたために起こってしまう骨折です。 脊柱にある椎体の胸椎に起こる圧迫骨折を胸椎圧迫骨折、腰椎に起こる圧迫骨折を腰椎圧迫骨折といいます。 腰椎圧迫骨折は、骨粗鬆症、スポーツ外傷や転落事故、がんの転移部などにより起こることがあります。
圧迫骨折 何度も?
圧迫骨折が再発すると、治療して改善したとしても再び腰や背中の痛みを感じるようになります。 また、複数箇所で圧迫骨折を繰り返せば、背骨が骨折のたびに圧迫変形を起こします。 その結果、徐々に背中が丸くなり、背が縮むなど見た目にも大きな変化が見られるようになります。
圧迫骨折したらどうなる?
背骨には大事な神経が通っていますので、骨折した骨が神経を圧迫してしまうとまひを引き起こす可能性があります。 実際に圧迫骨折をした人の10.3%が寝たきりにつながったというデータがあります。 また、衝撃がなくても自分の体の重さに耐えきらずに潰れてしまうこともあります。
圧迫骨折 どこ?
脊椎での圧迫骨折は、椎骨の椎体と呼ばれる部分が押しつぶされます。 骨折する場所で多いのは、第11胸椎から第2腰椎です。 圧迫骨折の原因でもっとも多いのが、高齢者の骨粗鬆症です。 若年者でも事故などにより発生したり、腫瘍である場合もありますが、それほど多くはありません。