背骨が潰れてしまうことを圧迫骨折と言いますが、あくまで骨折ですから通常の骨折と同様、治療法は「整復と固定」です。 多くの場合、コルセットを着用して骨がくっつくのを待ちます。
圧迫骨折 コルセットつけないとどうなる?
圧迫骨折後のコルセットの着用 コルセットは、骨折部の安静を保つための治療用装具になります。 コルセットを装着していないと、座ったり、立ったりした時に、重力がかかり、脊椎が潰れてしまう方向にストレスがかかります。 つまり、骨折の圧壊を進めてしまいます。 それを防ぐためのコルセットです。
圧迫骨折 どうすればいい?
圧迫骨折の治療法としては、まずベッドの上で安静にしたり、コルセットやギブスを装着する保存療法があります。 これで治る場合も多いのですが、長期間ベッドで安静にしていると、高齢者の場合、著しい筋力低下や認知障害につながることがあり、この治療法がふさわしくないこともあり注意が必要です。
圧迫骨折 コルセット いくら?
コルセット・インソール一時負担額(円)3割負担額コルセット脊椎圧迫骨折用313359400 円足底板(インソール)139904200 円骨折用の足底板(インソール)198075940 円膝のサポーター(支柱入り)200696020 円
圧迫骨折 コルセット 何ヶ月?
圧迫骨折の保存的治療 コルセットは患者の体型や背骨のカーブに合わせたものを医療機関で作ってもらうほうがよいでしょう。 2~3か月続ければ、約80%の患者さんで圧迫骨折を起こした部分が結合し、痛みも軽くなります。 痛みが軽くなれば、徐々にリハビリテーションを開始します。