そもそも延命治療とは「生命維持処置を施すことによって、それをしない場合には短期間で死亡することが必至の状態を防ぎ、生命の延長を図る処置・治療のこと」を指します。 具体的な治療方法としては、人工呼吸器による延命処置、点滴や胃ろうといった人工栄養法による処置、人工透析などが存在します。
点滴だけでどのくらい生きられるか?
口から食事が取れなくなって、点滴のみでの余命は3ヶ月程度。 点滴を全くしない場合の余命は5日〜7日程度、長くても10日間ほどと言われています。
延命治療いくらかかりますか?
延命治療でかかる入院費 社団法人日本医師会の資料では、後期高齢者の終末期の日額入院単価は平均で31,8000円と示されています。 もちろん、必要なケアや入院日数によっても金額は大きく変わります。 医療費3割負担の患者さまの場合、ざっくり見積もると月額で30〜50万円になると考えられます。
終末期医療 いくら?
平均入院日数は100日以上、治療費は300万円前後とも言われていますが、患者本人の自己負担額はその1〜3割 です。 また自己負担額が所定の限度額を超過した場合、「高額療養費」とみなされ、医療保険から給付を受けることができます。
胃ろうは延命治療ですか?
胃瘻は、口から栄養を摂取できない高齢者に対して最も普及した延命措置とされている。 これは、消化器から栄養を摂取する経腸栄養法であり、手術で胃に穴を開けて直接管を取り付け、流動食を入れる処置である。 19世紀に開腹手術による胃瘻造設が初めて行われ、1979年、米国で胃内視鏡による胃瘻造設の手法が開発された。