通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。 そうすると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に増殖し、炎症を起こして発疹ができる、つまりニキビとなります。
ニキビ跡はなぜできる?
このニキビ跡の原因はずばりメラニン。 炎症によってシミの元となるメラノサイトが刺激され、メラニンが生成されることでニキビの赤みが茶色くなり、そのまま色素沈着することでニキビ跡ができます。 健康な肌では一定のサイクルで肌が生まれ変わる「ターンオーバー」がスムーズに行われています。
ニキビ広がるなぜ?
皮脂の過剰分泌 皮脂を分泌している皮脂腺は毛穴に向かって開口しており、皮脂は毛穴を通って角層の表面へと広がるしくみになっています。 皮脂の分泌量は気温が上昇したときなどに増えますが、10代の思春期や、糖分や脂肪分の多い食生活などでも増えてしまうことがあります。
なぜほっぺにニキビ?
ほほニキビの内的要因とは、簡単にいえば「カラダの内側・肝機能の低下」のことです。 脂っぽい料理やお酒を好む、暴飲暴食する、さらに無理なダイエットによる栄養の偏り、疲れやストレスといったことで肝機能が低下したり胃腸が弱ったりすると、消化吸収がうまくできずカラダに悪影響が出ます。 その1つがほほニキビです。
何歳になってもニキビ?
ニキビは思春期から25~26歳までをピークに、その後も数年は続く経過の長い病気です。