舌での押しつぶし、咀嚼力の低下や食物を飲み込みやすい形にまとめる機能の低下(食塊形成不全)、歯が弱る、残存歯数、義歯の不具合などにより起こります。 合併疾患、特に多く薬剤を服用していると副作用で嚥下が障害されることがあります。
嚥下障害 加齢 なぜ?
加齢に伴って食べ物を飲み込む筋肉が衰退することで嚥下機能が低下するので、多くの高齢者が嚥下障害になってしまっています。 嚥下機能が低下すると食事が満足ができず、 栄養不足になって体重が減少したり、場合によっては肺炎にかかったり窒息する危険性 があります。
脳梗塞 嚥下困難 なぜ?
嚥下は、口腔、咽頭、食道を食物が通過する、過 程で舌や軟口蓋などの様々な筋肉が連動して動くこ とによって行われています。 ①脳梗塞の後遺症である嚥下障害がおこる原因 は、これらの筋肉をコントロールする神経が傷害を 受け、食物を喉から食道へスムーズに送ることがで きなくなり、嚥下障害が生じます。
嚥下障害 何歳から?
一般に嚥下障害は、高齢者に多い病気だと思われがちです。 しかし、50歳前後からは飲み込む力が少しずつ弱くなるため、中高年の人ならだれにでも起こりえます。
嚥下反射 なぜ起こる?
~嚥下(飲み込み)は、口腔内が密封された瞬間の反射運動~ 咀嚼は、口の中で食べ物を飲み込みやすいように唾液と混ぜながら食べ物の塊(食塊:しょっかい)を作る工程です。 食塊が形成されると飲み込みの反射(嚥下反射:えんげはんしゃ)が起こり、食塊が咽を通過します。 これが飲み込む、すなわち嚥下(えんげ)です。