日中は、交感神経優位のため、鼻粘膜は収縮していますが、夜間などは副交感神経優位のため、鼻粘膜は腫脹しています。 特に夜間就寝中や明け方は鼻粘膜の腫脹は強くなります。 アレルギー性鼻炎や風邪で鼻粘膜に炎症があると、鼻粘膜の自律神経の反応が過剰になりやすく、より夜間の鼻閉になります。
鼻づまり 片方 寝る向き なぜ?
鼻づまりが起きている反対側の脇を下にして圧迫すると、鼻づまりが良くなります。 例えば、右の鼻が詰まっている場合は、左の脇を下側にして横向きで寝ましょう。 すると、圧迫された脇の反対側である右の鼻の粘膜が収縮して腫れが引きます。 日中などで寝転がれない場合は、ペットボトルを使って脇を圧迫すると同様の効果があります。
鼻詰まり 風邪 なぜ?
かぜのウイルスに感染した鼻の粘膜は、抵抗力が落ちるので細菌にも感染しやすくなります。 細菌に感染すると、透明で水っぽかった鼻水が、黄色や緑の粘性のある鼻水に変わります。 さらに、副鼻腔炎になると、鼻腔内に粘性の高い鼻水がたまり、鼻づまりの原因となります。
なぜ鼻は交互につまる?
片方だけ常に鼻詰まりを起こしている場合には、鼻中隔弯曲症の場合が多く、片方だけに鼻茸ができている可能性もあります。 左右が交互に鼻詰まりを起こす場合は、鼻中隔弯曲症が疑われます。 鼻血を伴なう場合には、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のほか、鼻内腫瘍の疑いもあります。
鼻づまり 寝るとき どうする?
寝る姿勢を工夫する クッションや座布団などを工夫して、上体を少し高くする、鼻のつまっている方を上にするなど、眠る姿勢を変えることによって鼻づまりが軽減することがあります。