夜間頻尿は、夜間の排尿によって慢性的な睡眠不足が起こり、日中の眠気で日常生活に多大な影響がでることがあります。 夜間、寝起きでトイレに行く回数が増えることは、転倒によるケガや骨折の原因となります。 つまり夜間頻尿が原因で寝たきりの生活になる場合があると言うことになります。
夜間頻尿は病気ですか?
夜間頻尿とは、夜寝ている間に1回以上トイレに起きることが定義とされていますが、実際の診療では夜間に2回以上トイレに行く夜間頻尿を病的であると捉えています。 夜トイレに2回以上起きると寝不足に繋がり転倒などのリスクも増加します。
夜中 頻尿 なぜ?
夜間頻尿の原因 夜間頻尿の原因は、大きく分けて1)多尿・夜間多尿、2)膀胱容量の減少、3)睡眠障害に分けられます。 これらの3つの原因によって治療法が異なるので夜間頻尿の原因をまずはっきりさせることがとても重要です。 尿量が多いため夜間頻尿がおきることがあります。
頻尿とは何回くらいから?
「尿が近い、尿の回数が多い」という症状を頻尿といいます。 一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿といいます。 しかし、1日の排尿回数は人によって様々ですので、一概に1日に何回以上の排尿回数が異常とはいえず、8回以下の排尿回数でも自分自身で排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。
加齢 夜間排尿 なぜ?
・夜間尿量が増える(夜間多尿) 睡眠中は水分を摂れないため、体が脱水にならないよう、尿を作らないように腎臓に命令するホルモンが分泌されます。 しかし、加齢に伴い、このホルモンの分泌が低下し、睡眠中に尿をたくさん作ってしまい多尿となります。