水は流れるスピードが速いため、飲み込みの反射が起きる前に気道へ入り込むと、「むせ」が起こります。 水分を摂取するとむせる原因は、前述した食物を食べるとむせる原因と同じですが、水分摂取時に特に強く「むせ」が認められる場合には、口の中で食べ物の保持不良などのほかに、耳鼻咽喉科領域である声門の閉鎖不全が原因の場合もあります。
なぜ飲むとむせる?
1. 「むせ」が起こる理由 食べ物が呼吸をするための管やその先の肺に入ってしまうと、息ができなくなったり、肺炎になったりするため、勢いよく空気を吐き出して食べ物を外に出そうとします。 この勢いよく空気を吐き出すのが「むせ」です。
お酢でむせるのは何故?
酢の原料 一歩手前は酒で、酢酸菌がお酒を食べて酢に変えるという。 この酢酸菌がむせる素になっているのだという。 酢に含まれる酢酸は揮発性が高い物質で、酢を口に入れると酢酸が揮発して気管内に張り付いてむせるのだという。
加齢 むせる なぜ?
加齢に伴い「噛む」「飲み込む」時に必要な筋力が衰えて きます。 そのため飲み込む力の低下により「ごっくん」と いう動作が弱くなり、食べ物が気管に入っていきやすく なります。 「最近、食事中にむせることが多くなったな」と 感じることはありませんか。 もし心当たりがあれば飲み 込む力が低下してきたというサインです。
唾でむせる何科?
大人の場合で、のどの痛みが続き、つばも飲み込めなくなった場合には、扁桃周囲膿瘍や喉頭蓋膿瘍が疑われ、大急ぎの治療が必要です。 急いで耳鼻咽喉科を受診して下さい。