「分娩誘発」は妊娠の継続が母体にとって負担になる場合や、お腹の中にいる 赤ちゃん側に問題が起こったときなど、なんらかの理由で妊娠をやめなければ ならない際に行います。 また、妊婦さん自身の希望や医療施設側の体制に合 わせて行うこともあります。
陣痛促進剤 なぜ使う?
陣痛促進剤が使用される例 妊娠の継続が妊婦さんにとって負担になるときや、おなかの赤ちゃんに問題が起きた時に行われます。 破水後に陣痛がなかなか来ないときや、妊娠高血圧症候群を合併しているとき、また赤ちゃんに子宮内感染のリスクがあるときになどに行われます。
分娩 点滴 なぜ?
点滴の一番の目的は、血管確保です。 分娩中には出血をともないます。 通常、おかあさんの身体に異常が出ない程度でおわることが多いですが、命の危険にかかわるほどの大量出血があった場合にそなえます。 この分娩時の出血は予測できないことが多く、出血してからでは血管確保の手遅れになるため事前にしておくことになります。
誘発分娩はいつから?
分娩予定日を過ぎると、胎盤の予備機能が低下してきます。 これを放置すると胎児がストレスに耐えられなくなったり、状態が悪くなったりすることがあります。 予定日を2週間以上経過するとそのリスクが急増しますので、妊娠41週頃から分娩誘発を検討することになります。
後陣痛 いつまで続く?
後陣痛の痛みは個人差がありますが、出産当日~3日後までがピークといわれています。 ピークをすぎると痛みは次第に落ち着いてくるでしょう。 しかし、産後4週間ほどは不規則に痛みを感じるときがあります。