日中は、交感神経優位のため、鼻粘膜は収縮していますが、夜間などは副交感神経優位のため、鼻粘膜は腫脹しています。 特に夜間就寝中や明け方は鼻粘膜の腫脹は強くなります。 アレルギー性鼻炎や風邪で鼻粘膜に炎症があると、鼻粘膜の自律神経の反応が過剰になりやすく、より夜間の鼻閉になります。
なぜ鼻づまりになるのか?
原因となる病気には、アデノイド、鼻咽腔血管線維腫、上咽頭がん、その他の腫瘍があります。 年代にかかわらず多いのはアレルギー性鼻炎による鼻詰まりです。 世代によって特徴的に多くなるは、乳児期のアデノイド、大人の肥厚性鼻炎や鼻中隔弯曲症、副鼻腔炎です。
モーニングアタックって何?
"モーニングアタック"とは、朝起きたばかりの時間帯に、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状が、通常よりも辛くなることを言います。 就寝中に吸い込んだ花粉が目覚めとともに強い症状を引き起こす、または自律神経の切り替えが上手くいかず体が花粉に過敏に反応して、重い症状が出てしまう現象です。
どちらかの鼻が詰まる?
花粉症時期でもなく、特に病気でもないのに、どちらか片方の鼻がつまったという経験をされたことはないでしょうか。 それは、鼻サイクルという現象で、自然と左右交互に鼻の粘膜が腫れることによります。 どちらの鼻がつまるかは自律神経がコントロールしていて、通常2〜3時間おきにつまる側と通る側が入れ替わります。
脇 鼻詰まり なぜ?
脇の下にペットボトルを20秒ほど挟み続けると、反対側の鼻の穴が1~2分間通るようになります。 これは脇の皮膚の下に交感神経が通っていて、鼻甲介(びこうかい)とつながっているからです。 交感神経を刺激すると鼻甲介の血管を収縮させ、一時的に鼻の穴が開くのです。
朝に鼻水・鼻づまりが起こる原因はありますか?
一日中、鼻水・鼻づまりがあるのも困りますが、一日のスタートである朝にいつも鼻水・鼻づまりというのも困りものです。 この原因は何でしょうか。 今回は、 寝起きの鼻水・鼻づまりの原因や解消法 について紹介していきます。 毎朝悩んでいるという方はぜひご覧ください! 風邪でもないのに鼻水・鼻づまりが起こる場合、 アレルギー性鼻炎 である可能性が高いです。 アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダストなどの異物が体内に侵入した時にそれを排除しようとする反応が過敏であることで生じます。 このアレルギー反応がなぜ朝に起こりやすいのか疑問ですね。 この寝起きに起こる鼻水・鼻づまりは モーニングアタック とも言われ、アレルギー性鼻炎の方の多くが経験をする症状です。
夜中に鼻づまりが起きている場合、効果はありますか?
例えば、風邪など一時的な病気のせいで鼻づまりが起きている場合、そんな時には効果を発揮してくれる可能性も期待できます。 ただし、慢性的に夜中に鼻づまりが起きて、「何が原因かわからない…」という場合、全く効果を発揮してくれません。 効果を発揮してくれないだけでなく、【根本の原因】を知らないことによって症状が悪化する危険性すらあるので、注意が必要です。
なぜ寝付けないほどの鼻づまりは起こりますか?
夜、寝ている間には副交感神経が優位に働くので、鼻の血管も拡張しやすく鼻づまりが引き起こりやすいということをお伝えしました。 ただし、それだけでは寝付けないほどの鼻づまりには基本的につながりません。 では、なぜ鼻づまりは悪化するのか? というと、これは大きく分けて2つの原因が影響しています。 そして、その2つの原因こそがあなたの睡眠の質を低下させている【本当の原因】なんですね。 話は少し変わりますが、「日本人はいびきをかきやすい」という事実をご存じですか? いびきというと、少し肥満気味の人がかいてしまうイメージが強いですよね。 世界を見てみると、平均的に肥満気味の人がいびきをかきやすかったり、睡眠時無呼吸症候群になりやすいという傾向は確かにあります。
寝起きの鼻水・鼻づまりの原因はありますか?
寝起きの自律神経の切り替わりの時間帯に鼻を冷やさなければ、アレルギー反応は起こりにくくなります。 寝起きの鼻水・鼻づまりの原因は解明されていませんが、寝起きの時間帯に起こりやすいアレルギー反応を緩和する方法はあります。