(3)直腸切断術 肛門に近い直腸がんや肛門にできたがんでは、直腸と肛門を一緒に切除し、永久人工肛門(ストーマ)を造設します(図11)。
直腸がん 人工肛門 なぜ?
直腸がんでは、人工肛門が必要になることも ただし、がんの大きさやがんができた位置によっては、腸と一緒に肛門や肛門括約筋(肛門をしめたりゆるめたりする筋肉)も取り除く必要があり、その場合、「人工肛門(ストーマ)」を作ることになります。
大腸がん 人工肛門 なぜ?
縫合不全を防ぐための一時的人工肛門 かつては1週間くらいの絶食を行っていましたが、現在はこの程度が一般的です。 ただ、超低位前方切除術やISRを行った場合は、縫合不全が起きやすいので、なるべく手術部位を保護するために、一時的な人工肛門を作って吻合部を保護することが多くあります。
大腸癌 どんな手術?
手術療法について 腹腔鏡補助下手術と開腹手術があります。 病気の程度や状態また、部位によって最も適切と考えられる手術方法を選択します。
直腸癌転移はどこへする?
がん細胞がリンパ液や血液の流れに乗って、別の臓器に流れ着き、そこで増殖することを転移といいます。 大腸がんでは肝臓や肺、リンパ節への転移が多くみられ、骨や脳など全身に転移することもあります。