直腸がんは直腸の組織内に悪性(がん)細胞が認められる病気です。 年齢および家族歴により直腸がんの発生するリスクに影響が出ます。 直腸がんを疑う症状として、便通の異常および便中の出血などがあります。 直腸がんを発見し、診断するには、直腸および大腸の検査が用いられます。
直腸がんはどんな症状?
直腸がんの症状で最も多いのは血便です。 そのほか、排便に伴う症状が出やすいのが特徴で、便秘、便が細くなる、排便がなくてもたびたび便意を感じる(テネスムス)、腹痛などが主な症状です。 しかし、かなりの進行がんになるまで、まったく症状がない場合も少なくありません。
直腸がんは治りますか?
逆に言えば, 進行した直腸癌でも, 化学放射線療法によって約20%の患者さんでは癌が消失し, このうちの約70%の患者さんでは手術なしで癌が治るとされています.
直腸癌どんな痛み?
直腸がんの場合、腫瘍が肛門に近いと肛門痛として認識されることがあります。 また、腫瘍が腸管外の神経や他臓器に浸潤している場合は腹部以外の痛み(下肢痛、背部痛、臀部痛など)として認識されることもあります。
直腸がん なぜなる?
直腸がんは、原因はわかっていません。 酒やたばこ、肥満の方や肉類をたくさん食べる方がなりやすいとも言われています。 一部の大腸ポリープは、がんになることがあります。 遺伝性の場合もあるので家族に直腸がん、大腸がんの人がいたら注意する必要があります。