直腸がんの場合、腫瘍が肛門に近いと肛門痛として認識されることがあります。 また、腫瘍が腸管外の神経や他臓器に浸潤している場合は腹部以外の痛み(下肢痛、背部痛、臀部痛など)として認識されることもあります。
直腸がんはどんな症状が出ますか?
直腸がんの症状で最も多いのは血便です。 そのほか、排便に伴う症状が出やすいのが特徴で、便秘、便が細くなる、排便がなくてもたびたび便意を感じる(テネスムス)、腹痛などが主な症状です。
がんの痛みはどんな感じ?
「焼けるような」「ビリビリ、チクチクした」「ビリッと電気が走るような」痛みであることが特徴で、普通は痛みを感じないような軽い刺激(軽く触れる程度の刺激)で痛みを感じたりすることもあります。
大腸がんはどこが痛い?
痛みについて 大腸がん局所の痛みは内臓痛*1です。 大腸がんが腰椎に浸潤すると、神経障害をきたすことがあり、その時は背部や下腹部、太ももの前面~外側に痛みが起こります。 一方、直腸がんが腰椎や仙骨に浸潤すると、神経障害をきたすことがあり、臀部や会陰部、太ももの後ろ側や膝から足首までのところに痛みが起こります。
大腸癌は何科?
家族や血族の方に大腸がんや子宮体がん、卵巣がんの方がいる方や50歳になる方は、大腸内視鏡検査をお勧めします。 Q:大腸がんの検査や検診ってどこにいけばいいのでしょう? 病院だと何科にいけばいいのでしょう? A: 便潜血検査は、内科、消化器科、消化器内科、消化器外科を標榜している診療所で行っています。