おしり、特に肛門周辺に痛みを感じた場合は、痔の可能性が考えられます。
痔 痛み どこ?
肛門外側の皮膚には、知覚神経(痛みを感じる神経)が通っているため、いぼ痔(外痔核)ではほとんどの場合、痛みを感じます。 また急性の炎症をおこし、血栓(血のかたまり)ができて大きくはれ、激しく痛みます。 さらに、激しい痛みを伴う痔核には、嵌頓(かんとん)痔核と血栓性外痔核があります。
痔かどうか確認するためには?
痔核(いぼ痔)1排便時に出血がある2残便感(便を出し切っていないような感じ)がある3肛門周囲を触るとイボのようなものがある4排便時に強くいきむ5排便に時間がかかり、トイレが長い6便秘がちである7肛門に何か挟まっているような違和感がある8一日中同一の姿勢をとっていることが多い痔のリスクチェックシート|痔の総合情報サイト《痔-web》
切れ痔はどんな感じ?
裂肛(切れ痔)とは硬い便の排泄や下痢によって肛門の皮膚が切れたり裂けたりして起こります。 痛みの為に排便を抑えるようになり、便秘になります。 こうなると傷が慢性化して肛門潰瘍となり、肛門が狭くなってしまいます。 そしてますます便が通りにくくなり、傷がひどくなるといった悪循環を繰り返します。
なんで切れ痔になる?
きれ痔(裂肛)は、肛門の出口付近の皮膚(歯状線の下にある肛門上皮)が切れた状態で、「さけ痔」とも呼ばれます。 便秘による硬い便の通過や、下痢便の強い勢いなどで、肛門の出口付近が切れたり、直腸肛門部の血液循環が悪くなることが原因です。