脂肪便(しぼうべん、英: Steatorrhea)とは、大便中に過剰な脂肪が存在している状況をいう。 大便は、過剰な脂肪ゆえ比重が小さいので水に浮き、脂っぽい外観で、特に悪臭を放つ。 肛門からの脂肪の漏出やある程度の大便漏れが起こる場合もある。
脂肪便 どんな感じ?
白っぽい色の時は「脂肪便」の可能性がある 膵臓では脂肪を分解する酵素を分泌しますが、膵臓の機能が落ちて酵素の分泌量が減ると、脂肪が分解されていない状態で便中に入り、便に脂身のような白っぽいものが混ざったり、便全体が白っぽくなったりするのです。
脂肪便とは何ですか?
脂肪便とは、「大便の中に過剰な脂肪が存在している状況」のことを言います。 この場合は、体が脂肪などの栄養分を適切に消化・吸収できないという状態を伝えています。
便 太くて長い なぜ?
太く長い便が一本でするっと直腸から出されたものは健康状態が良く、消化~排泄の仕組みが順調だったことを表しています。 形はあるけれども水を流す時に便器の中に便が広がるような柔らかい便は少し注意が必要です。 消化不良を起こしやすくなる脂肪分の多い食べ物の摂り過ぎに注意をしましょう。
宿便なんて存在しない?
広告などで言われている「宿便」は存在しません。 「宿便」は辞書(大辞林)で「排出されないで大腸や直腸内に長い間たまっている大便」と定義されていますが、医学用語ではありません。