痔核(いぼ痔) 排便時に出血がある 残便感(便を出し切っていないような感じ)がある 肛門周囲を触るとイボのようなものがある 排便時に強くいきむ 排便に時間がかかり、トイレが長い 便秘がちである 肛門に何 か挟まっているような違和感がある 一日中同一の姿勢をとっていることが多い
痔は何科ですか?
「痔」とは「肛門の病気の総称」で、「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類が三大疾患として知られます。 その中でも特に「いぼ痔(痔核)」と「きれ痔(裂肛)」の2種類は多く見られ、一般的な痔の薬の治療対象となります。
痔の痛みってどんな感じ?
痛みはほとんどなく、排便時に出血したり、肛門から脱出して気がつくケースが多いよう。 肛門から脱出したときには、肛門から飛び出してくる感じや異物感があります。 脱出しても排便が終われば戻る状態から、進行すると、常に痔核が脱出して指で押さなければ戻らなくなります。 最終的には指で押しても戻らなくなります。
痔の診察 どんな感じ?
まず最初の診察は指診(指の診察)で、肛門に手袋をした人差し指(お子さんや狭い肛門などの場合には小指)を入れる触診です。 この触診で、切れたり腫れたりして痛むところや、肛門にできたしこり、直腸のポリープなどを調べます。 次に、肛門鏡と呼ばれる金属の筒(下の写真)を肛門にゆっくりと差し込み中を観察します。
痔は何歳でもなるのか?
Q1,痔核は何歳頃にできるのでしょうか。 痔核は、二十歳頃より発生し、無理な排便によって出血や痛みを覚え始めることも多いようです。 これらは自然に落ちつくものですが、三十歳頃からの症状は本格的に強くなり、病院を受診されるケースが増えます。