痔瘻はなぜなるの?

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肛門周囲に膿がたまる「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」が進み、慢性化すると痔ろうになります。 痔ろうの主な原因は、下痢などによって肛門の組織に細菌が入り込むこととされています。 歯状線には、「肛門陰窩(こうもんいんか)」と呼ばれる上向きのポケットがあり、粘液を出す「肛門腺」と呼ばれる腺があります。


痔瘻 手術しないとどうなる?

ポイント③「手術しない場合は定期的に診察を」 まれに痔瘻から癌が発生することがありますので、手術をしない場合は定期的に当院を受診してください。

痔瘻になるとどうなる?

歯状線のくぼみ(肛門陰窩〈こうもんいんか〉)から細菌が入り込むと、肛門腺が化膿し、その炎症が肛門周囲に広がって膿(うみ)がたまります(肛門周囲膿瘍)。 これが自然に破れるか切開することにより、膿が排泄されます。 そのまま治る場合もありますが、多くは膿の管(瘻管〈ろうかん〉)が残った状態となり、これを「痔瘻」といいます。

痔瘻放置するとどうなる?

肛門のほかに出口がつくられてしまう 常に大腸とつながっているので自然に治ることは期待できません。 さらに通常の痔と異なり、痔瘻を放置すると悪性化(痔瘻がん)に発展することがあります。 大腸がんのなか中でも最も予後が悪いので、お尻の病気だからと躊躇せずに、痔瘻が疑われる場合には早期に受診をお勧めします。

痔ろうとはどんな病気?

「痔ろう」は、肛門内部の直腸と肛門周囲の皮膚の間に穴が開いてトンネルができてしまう状態のことで、別名「あな痔」とも言います。 初期の段階は肛門の周囲に膿がたまる「肛門周囲膿瘍」と言われますが、進行して慢性化すると痔ろうになります。 痔ろうは、いぼ痔や切れ痔と異なり、市販薬では治すことはできません。

痔ろうはどこから発生しますか?

痔ろうはろう管の通り道によって、4つの種類に分類されています(隅越分類)。 Ⅰ型とⅡ型は単純痔ろう、Ⅲ型とⅣ型は複雑痔ろうと呼ばれます。 最も浅いタイプでろう管は皮膚のすぐ下を走ります。 多くは裂肛(切れ痔)から発生します。

もっと軽度の痔が悪化して最後にたどりつくのは痔ろうですか?

他のもっと軽度の痔が悪化して最後にたどりつくのが痔ろうである、と考えている方がおられますが、これは誤りです。 痔ろうはいぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)とは独立した別の病気です。 症状は痛み、腫れ、膿、発熱が最もよく見られる症状で、かゆみが主体のケースもあります。 一方で、無症状の方もおられ、多彩です。 これは炎症の強さが変化することと、炎症による症状には個人差があるからです。 痔ろうで注意すべきは、痔ろうから起こる「痔ろうガン」 です。 痔ろうガンは比較的珍しいガンで、ほとんどが10年以上痔ろうを放置した後に発生します。 発生頻度はそれほど高くはないだろうと考えられていますが、正確な頻度は不明です。 痔ろうは、処置や手術になることが多い病気です。

痔(痔核)とはどんな病気ですか?

痔ろうはいぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)とは独立した別の病気です。 症状は痛み、腫れ、膿、発熱が最もよく見られる症状で、かゆみが主体のケースもあります。 一方で、無症状の方もおられ、多彩です。

痔ろうの手術は必要ですか?

痔ろうは、処置や手術になることが多い病気です。 特に初期の化膿の時には切開の処置が緊急に必要な場合があります。 痔ろうが疑われる場合には早めに専門家にご相談になることをお勧めします。 原因となる肛門腺に便が入り込み化膿が始まります。 免疫力が十分な場合、これ以上化膿せずに治ってしまうと考えられます。 炎症が持続し、膿の分量が増えて広がります。 膿が周辺を圧迫し非常に痛くなり、発熱もあります。 自然に破裂して膿が出たり、病院で切開処置を受けて膿を出してもらう方もいます。 膿が出た後の病巣は完全にふさがらないケースが多く、膿が溜まっていた病巣はトンネル状のろう管となって残ります。 ろう管に便が再び入り込んで炎症を繰り返します。

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