痔瘻のおもな原因は下痢。 下痢はストレスやお酒の飲み過ぎなどで起こりやすくなります。 一般的に男性は、仕事上のストレスや飲酒の機会が多く、それが下痢をしやすくなる1つの要因と考えられます。 痔瘻は男性に多いといっても、女性にまったくないというわけではありません。
痔瘻 なぜ男性に多い?
その原因はまだはっきり分かっていまぜんが、男性は女 性に比べて肛門括約筋の発達が著しく、とくに排便時の 直腸内圧は男性の方か高いようです。 そのため肛門小窩(クリプト)に直腸内の汚物が追いや られやすいのではないかと考えられています。 大きな複雑な痔瘻は体重の多い、括約筋の強い人によ くみられます。
痔瘻はなぜできる?
肛門腺に入り込んだ細菌が原因 痔瘻の主な原因は、下痢などによって肛門の組織に細菌が入り込むこととされています。 歯状線には「肛門陰窩(こうもんいんか)」と呼ばれる上向きのくぼみがあり、粘液を出す「肛門腺」と呼ばれる組織があります。
痔瘻になるとどうなる?
歯状線のくぼみ(肛門陰窩〈こうもんいんか〉)から細菌が入り込むと、肛門腺が化膿し、その炎症が肛門周囲に広がって膿(うみ)がたまります(肛門周囲膿瘍)。 これが自然に破れるか切開することにより、膿が排泄されます。 そのまま治る場合もありますが、多くは膿の管(瘻管〈ろうかん〉)が残った状態となり、これを「痔瘻」といいます。
痔瘻 手術しないとどうなる?
ポイント③「手術しない場合は定期的に診察を」 まれに痔瘻から癌が発生することがありますので、手術をしない場合は定期的に当院を受診してください。
