いぼ痔には根元がある いぼ痔にはうっ血=「根元」があり、これがいぼ痔の原因の一種と考えられます。 治ったと思っても、実は一時的に腫れが治まっただけで、根元が残っている場合があります。 また肛門に負担がかかると、元々あった根元が再び大きくなり、再発すると考えられます。
切れ痔 どうすればいい?
便が硬くて市販の下剤を使う場合は、便を軟らかくする作用がある非刺激性の下剤(酸化マグネシウムなど)がおすすめです。 また、入浴やお尻だけお湯につける座浴で傷口を清潔に保つことも、切れ痔の改善に有効です。 痛みなどがある場合には、市販の座薬や軟こうを使って症状を緩和するのもいいでしょう。
何度も切れ痔が再発?
ほとんどの切れ痔は薬物治療で治ります。 しかし、一度治療したとしても、生活習慣を改善し、下痢や便秘が改善しなければ切れ痔を再発します。 再発を繰り返すと症状が慢性化し、「肛門ポリープ」「見張りイボ」等を併発してしまう恐れもあります。 このような場合には手術が必要となります。
なぜ痔になるのか?
痔になる主な原因としては、「便秘」や「下痢」、「排便時のいきみ」「座りっぱなし」などがあります。 たとえば、便秘などで便が硬くなると、排便の際、肛門に圧力がかかり、出口が切れてきれ痔になったり、肛門の静脈叢と呼ばれる血管の集まった部分がうっ血して、いぼ痔になったりします。
痔は再発しますか?
Q12. 痔は再発するの? 便秘や下痢などおしりへの負担が多い生活をしていると、再発することがあります。 日常生活の注意点に気を配り、おしりに負担をかけない生活を心がけることが大切です。