うっ血の原因は下痢や便秘、妊娠出産、長時間の立ちっぱなし、座りっぱなしなどです。 内痔核は4段階に分類されます。加えて、特別な状態の内痔核として嵌頓痔核があります .
痔とはなんなのか?
「痔」とは「肛門の病気の総称」で、「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類が三大疾患として知られます。 その中でも特に「いぼ痔(痔核)」と「きれ痔(裂肛)」の2種類は多く見られ、一般的な痔の薬の治療対象となります。
何で切れ痔になるの?
きれ痔(裂肛)は、肛門の出口付近の皮膚(歯状線の下にある肛門上皮)が切れた状態で、「さけ痔」とも呼ばれます。 便秘による硬い便の通過や、下痢便の強い勢いなどで、肛門の出口付近が切れたり、直腸肛門部の血液循環が悪くなることが原因です。
痔ろう どんな痛み?
肛門からのうみやお尻の激しい痛み 痛みはズキンズキンという拍動性であることが多く、ふれると痛みがさらに増します。 全身の発熱をともなうことも少なくありません。 ただ、膿瘍が深いところにある場合は、はれや痛みがわかりにくく、発見が遅れることもあります。 やがて皮膚が破れてうみが出てきます。
痔瘻 何人に1人?
有病率ですが、欧米では10万人あたり5.6~20.8人、男女比は2.2~5.7:1と男性に多く、30~40歳代に好発するとされています。 痔瘻に関して大切なことは、10年以上経過した痔瘻から癌が発生することがあることと、痔瘻は手術以外に治療法がないことです。