手術は、内痔核に注入動脈を根元の部分でしばって、痔核を放射状に部分的に切除するという「結紮切除術」が行われます。 手術時間は、だいたい15分以内ですが、1〜2週間程度入院が必要です。 手術は、腰椎麻酔をして行います。 腰椎麻酔は下半身だけきく麻酔ですので、手術中は医師と会話をしたりすることもできます。
痔核 手術 いつまで痛い?
術後疼痛・腫脹手術後は排便時や座った時に痛みがあります。 また肛門が手術前と同じくらい腫れることがあります。 通常、痛みは約2週間、腫れは3~4週間くらいで軽快します。 術後しばらくの期間、肛門に違和感が生じる場合がありますが、日常生活に支障はありません。
痔 手術後 いつまで?
①術後肛門痛への対応のため 術後1週間目くらいになると、日常生活が送れるくらいに痛みが徐々に改善していきますが、排便時の痛みなどは術後2週間くらいは継続します。 手術自体は日帰りでも可能な手術もありますが、ご自宅に戻ると仕事や家事などで、休みたくても十分に安静に過ごせない方が多いと思います。
痔 手術後 排便 いつから?
通常手術後2日目に最初の排便がありますが、その時はやや痛みがあると思います。 しかし、排便姿勢にさえ気をつければそれほどではありません。 痛みを恐がって便を我慢すると、便秘になり、よけいに痛くなるのでよくありません。 おしりの傷は排便をしながら治していくものです。
痔の手術 何日休む?
ほとんどの痔核の手術では、術後に過剰な安静や休暇は必要ありませんので仕事を休む必要はありません。 しかし痔核が非常に大きな場合には、処置範囲が広くなるので術後疼痛が強く、1-2日くらいは休んだ方が良いケースもあります。