主な症状としては、肛門から血液や粘液が出る、痛み、腫れ、かゆみなどで、痔核の大きさや内痔核か外痔核かどうかなどの条件によって症状が一つだけあらわれたり、複数あらわれたりと様々です。 出血は主に排便時にみられますが、運動時や歩行時にみられることもります。 血の色は鮮やかな赤色であることが多いです。
痔ってどんな症状?
硬い便の排泄や下痢によって肛門の皮膚が切れ、痛みや出血を起こします。 肛門の近くが細菌の感染により化膿し(肛門周囲膿瘍〈こうもんしゅういのうよう〉)、そこから膿(うみ)が出た後に管が残った状態になります。
痔はなんで出来るの?
痔の原因 便秘がちで排便の際に強くいきんだり、長時間座りっぱなしでいるなど肛門に負担がかかることで痔が発生するといわれています。 肛門に負担がかかると、内肛門括約筋と肛門の粘膜の間にある組織(毛細血管などが集中するクッション部分)がうっ血して血行障害が起こり、その部分が痔核(いぼ痔)となってしまうことがあるのです。
いぼ痔って何色?
真っ赤で鮮やかな血の色なら、痔か肛門のすぐ上の腸からの出血です。 痔であれば、治療をすれば治ります。 痔の治療をしてもよくならないような場合は、直腸やS状結腸のガンなど他の病気の恐れがありますので、検査が必要です。 また、黒っぽい色だったら大腸ガンの恐れもありますので、すぐに検査を受けてください。
何で切れ痔になるの?
切れ痔の原因は、便秘で硬くなった便を出そうと強くいきんだ時や、下痢で勢いが強くなった便を排便する時に便で肛門が傷つき、皮膚が割け、切れ痔を発症します。 治療は薬物が主です。 ほとんどの切れ痔は薬物治療で治ります。 しかし、一度治療したとしても、生活習慣を改善し、下痢や便秘が改善しなければ切れ痔を再発します。