「痔」とは「肛門の病気の総称」で、「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類が三大疾患として知られます。 その中でも特に「いぼ痔(痔核)」と「きれ痔(裂肛)」の2種類は多く見られ、一般的な痔の薬の治療対象となります。
痔の相談はなにか?
いぼ痔(痔核)肛門の血管が腫れてイボ状になったもの。 場所によって、内痔核・外痔核があります。切れ痔(裂肛)肛門が硬い便で裂けたもの。 症状は出血と痛み。慢性化すると入院手術が必要なことも。
痔とはなんなのか?
お尻の周辺の病気を総称して、「痔」と呼びます。 「痔」は二足歩行する人類の宿命的な病気です。 痔に悩む人は3人に1人と言われ、症状に出ない方まで含めると、成人の半数が痔であると考えられています。 痔には、内痔核・外痔核・裂肛・痔瘻 の4つの種類があります。
何で切れ痔になるの?
切れ痔の原因は、便秘で硬くなった便を出そうと強くいきんだ時や、下痢で勢いが強くなった便を排便する時に便で肛門が傷つき、皮膚が割け、切れ痔を発症します。 治療は薬物が主です。 ほとんどの切れ痔は薬物治療で治ります。 しかし、一度治療したとしても、生活習慣を改善し、下痢や便秘が改善しなければ切れ痔を再発します。
痔何が出てくる?
痔は、主なものとして3種類あります。 肛門に強い負担がかかることによって、肛門を閉じるクッションの役割をしている部分が腫(は)れたり、その部分を支える組織が弱くなり肛門の外に出てきます。 発生する部位により内痔核と外痔核があります。 硬い便の排泄や下痢によって肛門の皮膚が切れ、痛みや出血を起こします。