止血を開始した時間を記載する。 長時間継続して止血をする場合は 30 分程度を目安に止血帯を緩め、血行を再開させる。 緩める時間は1~2 分程度に。 三角巾は、災害緊急時の応急処置のための用具です。
止血 どのくらい?
止血が不十分な場合には止血帯の間に棒などを入れ、これを回転させ、より強く縛ることで止血します。 止血時間に注意し、30分以上続ける場合には、阻血(血流不足で組織が死んでしまうこと)を防ぐために、30分に1回止血帯を少し緩め、末梢(まっしょう)の手足に最低限の血が流れるようにします。
指止血いつまで?
指を包丁などで切ると出血してつい慌ててしまいます。 このような時は出血している部位を圧迫して止血するのが基本です。 身近にある清潔な物(手ぬぐい、ハンカチ、ティッシュなど)を出血部に当てその上から指で押さえます。 この状態を10分から15分くらい続けるとほぼ止血します。
圧迫止血 何時間?
ガーゼなどで出血部位を直接圧迫する方法です。 用手による実施が基本となりますが、止血帯や機器(間接圧迫止血法で解説)を使用する場合もあります。 完全に止血されていることが確認できるまで継続します。 止血までの時間の目安は、静脈性の出血の場合は5分~15分程度です。
止血 何分まで?
ハンカチやタオル、清潔なガーゼなどを、出血している箇所に直接当て、強く圧迫します。 3分ほどで大体の出血は止まります。 顔や頭は傷のわりに出血が多い箇所ですが、同様にガーゼなどを当てて圧迫してください。 糸やひも、輪ゴムなどの細いもので、指、手首、ひじ、足首などを強く締め付けるのはやめましょう。